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執筆者の写真Ayako

人間万事塞翁が馬

更新日:2020年2月13日

昨年知り合った方に

「人間万事塞翁が馬ですよ。」って言われた。




聞いたことがあるような、ないような。

漢字を調べてようやく気づく。

意味はわからなかったけどね^ ^






旅をしていると、今までの積み重ねだなぁと気づくことが多い。




わかりやすいポジティブな面で言うと、精神面ではタフさが大きい。

どうにかなる。

そう思うだけで語学力がなくても、道が分からなくても多少はどうにかなる。



今までの失敗した経験が強くさせてくれたのだと思う。




他ではどうか。

昔の失敗を生かして次につなげることが多い。




普段の仕事やプライベートのことだと引きずりやすいことも、旅の途中だからか、そのあとにいいことがあったりして、すぐに忘れちゃったり。

うまくできてるなーと思う。




少し話がずれてしまったけれど、ことわざのエピソードで言えば思い出すのはタイへの旅行を計画したときだ。




当時、三度もタイへの旅を計画した。

一度目、二度目と計画はなくなり、三度目の計画はタイの大洪水で1週間前にキャンセルした。




それからタイには行ってないし、行こうすら思わなくなった。なんとも言い難い気持ちではあるが、そのおかげで行き先を変えた北海道の旅はすばらしく、まさに「人間万事塞翁が馬」だった。

あれから立て続けに行き、お気に入りの場所になったのだから尚更だ。





人との出会いもそうだ。




どれだけ自分が大切にしていた人でも、傷つけてしまったり。うまくいかなかったり。

逆も然りでそんな風になるなんて思ってなかったのに、自分が思うように関係が築けなかったり。




そうやっていろんなことがあって積み重ねながら、

私たちはいいことも悪いこともくりかえしながら生きている。




このことわざのように、

人生の幸不幸や吉凶は変転するものであり、人間の予想や思惑どおりにはならないのだろう。




私たちが予想することは、私達が普段想像できることだけだ。

でも人生やもっと大きな規模で言えば、

この地球で生きている限り、何が起こるかなんてわからないね。




この言葉を聞いてから

何度も何度も自分に言い聞かせてしまって。




有頂天になりすぎたなら、戒めとして。

悲しいことがあったなら幸運の前触れとして。




この言葉をこれからもおまじないにしようと思った。





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