いつからか目で追うのが当たり前になって
目が合うのも当たり前になって
ふたりだけに分かる合図になったのはいつからだったろう。
人というのは不思議で
それが恋でも愛でもなくとも
そう感じずにはいられないほど繋がってしまうときがある。
精神的なつながりというのは
物理的な距離とはまったく関係なく
何かあるとか何もないとか
そんなことも考えないほど
当たり前の感覚なのだ。
会いたいとか愛しているとかそんな次元を超えて
名前を呼ぶことすらなくても
その生きている存在にありがとうと思える人を
わたしはこれからも大切にしていきたい。
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