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執筆者の写真Ayako

イスラム芸術に魅せられて


昔から自然と惹かれるものがある。

キラキラした宝石。

碧色の石。

凝ったデザインのゴールドのネックレス。

どこか遠いおとぎ話を思い出させるような深い深い翠。



名前は知らないけれど何度見ても飽きない。

どこかの博物館で見たのか。

想いをはせても見当たらない。

シルクロードという言葉が頭に浮かぶ。

こんなに惹かれる場所がカタールにあるなんて思いもしなかった。

博物館でタイムスリップしたような気持ちになるのは

今に始まったことではいけれど、ここは特に特別だ。







日本人によく似た絵。

たしか、ドラえもんの映画「ドラビアンナイト」に出てきたあの悪役のおじさん。

似ている…


イスラム芸術。

細かな模様に細かな細工。

キラキラとした装飾が私を一気に魅了する。

上を見れば美しいランプ。下を見れば重厚な絨毯。

地図も時計も実用的というよりはアート。飾る方がしっくりくるほど、どれもデザインが凝っている。






ここ数年自然をメインに旅していたから日本ではよく訪れる博物館や美術館に海外では行っていなかった。近いから行ってみようと足を運んだだけだったのに、結局数時間ここから離れられなかった。

人には前世があって、今好きなものはその時の記憶が残っているからだ…

なんて、夢みたいな話を時々しては、本当か嘘かわからないからこそ面白いんだなんて思うけれど、こうして特別な気持ちを持ってしまうほど惹かれてしまうものに出会うと、本当に前世というものは存在したんじゃないかと思わずにはいられなくなる。

カタールのイスラム芸術ミュージアム。

中だけでなく美しく整備された周辺を歩いていると

現代と古代の狭間にいる気になって、いつの間にか時間をも越えれるような気がした。





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