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原付バイクとホーチミン

執筆者の写真: AyakoAyako

酷暑とも言われた今年の夏。空港の外に出ると、それよりも熱く感じる空気に圧倒された。



一人旅をしながら一番好きではないのが空港から街に出るまでの移動の手段と時間だ。国によってはローカルの電車、バスは治安が悪い、タクシーではぼったくりに気を付けて… ガイドブックを見るたびその国行くのが面倒に感じられるほど過剰に書かれている気もする。けれどそういった情報をなんとなく軽視した瞬間、待っていたかのようにその自体に巻き込まれた…なんて話を聞くから、どうしても注意せずにはいられなくなってしまうのだ。

今回のベトナムではGrabが主流ということで初めて登録した。すぐに反応し、迎えの車が来たようだったが、到着したという表示が出てもうまく見つけられず、結局自動的にキャンセルになってしまった。 この暑さの中で大きな荷物を抱えながらそんな風にしているとなんとなく気分が億劫になる。どんな国でも空港の周りが一番落ち着かないのはわたしだけだろうか。

二度目の予約ではすんなりGrabの車を捕まえることができた。車内から見えたホーチミンの街並みは久々のアジアだとわたしをわくわくさせた。

そんな中、やはり目に留まるのは原付バイク。 一人乗り、二人乗り、家族3人で乗っている人…足元には大量の荷物。 この国のルールは知らないけれど、どう見ても危険な運転、危険な乗り方に見えるが、規則なのか頭にはみんなヘルメットをしっかりかぶっている。子供は対象外なのか、かぶっている人はあまり見かけない。 こういう一見矛盾しているように見える光景は外国ならではな気がする。




小さな子供目線ではこの町はどのように映っているのだろう。 怖くないのか、当たり前なのか。 そんな想像をしていると思わずにやけてしまうほど原付を見ているだけで面白かった。

前方に急に原付が入ってきたらしく、運転手さんが急ブレーキを踏む。 焦って前を見てみると、そこには原付と自転車が並走しながら何やら楽しく走っている。いやはや、原付を見るだけで多分一日過ごせるなと、着いた瞬間から思わずにはいられないのだった。


初めてのベトナムの印象はやはり原付から始まったわけだが、一方でどうしても好きになれなかったのが道に大量にあったゴミだった。 タクシーの中からも何度もごみを捨ている人を見た。怪しい白いドロドロとした液体を土の上に流す人…ペットボトルを放り投げる人…

聞けばゴミの捨て方がちゃんと決まっていないのが理由らしいが、それでも度々見かけるこの風景にどうしても嫌気がさしてしまった。

特にテイクアウトをして外でごはんを食べたとあと、容器を道端に捨てている人が本当に多い。批判したいわけではないけれど、歩いている途中目の前にごみが転がってくると、こんなことをするならお店で食べればいいのにとさえ思ってしまう…

そんなベトナムの第一印象は日本では考えられない原付のスタイルと道端に捨てられたゴミから始まったが、こんなのはまだまだ序の口でやはり初めて訪れる国では面白い発見がたくさんあった。


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