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執筆者の写真Ayako

新婚旅行はフランスへ

2022年の3月、予想もしないことが起きた。

中学生時代の知り合いとの再会だ。



20年も前に埋めたタイムカプセルを開けようと集まったイベントで今の夫と再会した。

この数年、ずっと婚活的なことをやってみても全然パートナーは出来ず、あっという間に以前つきあった彼とお別れしてから5年という歳月がたっていた。

どういうわけか、彼と再会した途端何もかもがトントン拍子に進んで、その年の11月には結婚することになっていた。



”自分が好きなことで仕事がしてみたい。”



そう思い、会社員をやめ開業してみようと決意したのは2021年の10月頃だった。

相手もいないから誰に迷惑をかけるわけでもない。むしろ今のうちかもしれない。

そう思うときはチャンスが巡ってくるもので、当時勤めていた会社の希望退職に出願し、その年の暮れにはスムーズに退職した。

そんな風に婚活よりも好きな仕事に挑戦してみるという選択をしたことが吉だったのか、はたまたタイムカプセルを開けることは決まっていたので、この年に再会することは必然だったのか。

何もかも順調に進み、私たちは結婚した。



私は海外へ行った回数はどちらかというと多いほうだと思うけれど、圧倒的に一人旅が多かったので、まさかパートナーと初めて行く新婚旅行が好きな男性とのはじめての海外旅行になるとは思いもしなかった。



夫は20年以上前に中国に行ったっきり、国内はさまざまな場所を旅していたが、パスポートも持たず、海外に行くなら私のあとをついていくだけになるよなんて言うタイプだった。



私はコロナがあけたらヨルダンに行きたいと意気込んでいて、そもそもコロナが流行ってなければとっくに行っているはずだったので、当たり前にヨルダン一択でしょ!という感じだった。



ただ現状いろんな国の国境は開かれたとはいえ、まだまだヨルダンには行きにくい時期に、最終的に行くことになったのはフランスだった。





私はヨーロッパに興味がないわけでは決してないが、

どちらかというと南米や中東のほうに興味があり、夫からフランスだったら行きたいんじゃない?と言われたときもはじめはピンとこなかった。



しかしながら、香りに興味を持ってからフランスのグラースには興味深々だったし、20年ぶりの海外旅行の夫と行くのであれば、いきなり中東や南米など行くよりはフランスにいくほうが幾分安心な気がした。







そうと決まれば早く、円安でふくれあがった旅行代金にひやひやしたものの、日程などをぱぱっと決めて、23年8月に新婚旅行の旅に出ることになった。



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