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執筆者の写真Ayako

今の心地よさを大切に

昨日は朝からお部屋のお片付け。

目的は本棚とノートの整理。




本は本棚に並ぶだけって思っているのについつい買いすぎて溢れてしまう。

定期的な整理のために見てみると

旅、カメラ、香り、エッセイ、写真集、美容…と大好きなものばかり。

マインドが揺れているときは自己啓発本が多くなってしまう私…

そんな本がほとんどないことに、

今年のような年にいかに自分が心地よくいれるものを選んできたのかわかった気がしました。






仕事もお給料も減って不安もあったけど、

できた時間で余裕が生まれ本来の自分って何が好きで何が心地よいんだろう。

そんな風に毎日自問していました。

勉強したい気持ちも、

しっかりと休んで眠りたい気持ちも、

仕事のオンオフをつけたい気持ちも。

色んな気持ちと向き合った結果が本棚に現れている気がしました。




そして、先月にふと浮かんだノートを捨てたい気持ち。

このノートというのは10年以上つけている日記帳たち。

手帳とは別に年に数冊あるから棚の2段分を占領していました。

それをふっと捨てたくなった瞬間があったんです。




ちょうど眠りに入る瞬間、ああ、あのノートに書いていることはもう終わったことだから今の私には必要がないなあ…

そんな風にふと思った瞬間は今でも忘れられません。

大げさに聞こえるかもしれませんが、なにせ10年以上何回整理したって1冊も捨てられなかったのだから、その思い入れは想像すると理解してもらえるかもしれません。




学校のテストのことも大好きな人とはじめて喋った日のことも、知り合いに腹が立ったことも、職場で暴言を吐きたくなったことも全部残っていて、これまではすべてそれが宝物のようでした。

けれど、もうすべて流し切っている私には必要がないなあ。

そう思った瞬間、1段分すべて捨てることができました。

そして昨日、残していた捨てられなかったノートも今の気分に心地いいものではないな…と。結局、手帳と旅を記録したノートだけ残し、あとはほとんどのノートを捨てました。







思い入れの強いものって、いいことも悪いことも過去にしがみついてしまっているのかもしれない。ずっとそれも大切にしたかったけど、実際は大切にしたいんじゃなくて、手放せなかったんだと思う。悲しかった過去やトラウマになっていることに向き合えず、これからの未来に希望を持てないと過去の栄光にすがってしまったり。




常に今ある幸せを、心地よさを大切に。

これからまたお家にいる時間が増えるだろうから

もっともっと自分の内面が本当に望んでいるものをあぶりだして。

もっともっと素の自分に戻っていきたい。そんな風に思います。





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