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執筆者の写真Ayako

本は知識の塊、すべてのものが辞書

改めて、本一冊の知識というのはどれほどのものだろうと思う。

一度見たときはただ、面白かったという本も、二度目には違う感想を持つ。


例えば今勉強しているアロマテラピーの本。関連書籍は既に10冊以上読んでいる。

アロマに関係なく、香水の本も参考になると思い読んでいる。


はじめて読んだ本は「すごいなぁ!なるほど。」と思う内容で、ただ、それだけだった、と言っても過言ではない。

表紙から最後までおしゃれだったこともあり、きっと今後見返すだろうと本棚にしまっていた。


アロマテラピー検定の試験を終え、ブレンディング講座の受講も終えた今、改めてその本を読むと、中身の濃さにびっくりする。

私が数万円かけて学んだ内容が網羅されている上に、それ以上のポイントが抑えられているのだから。


以前から本は「繰り返し読むもの」と思っていた。そして、そういう繰り返し読みたくなる本が面白いと思っていた。

そして、もう読み返したいと思わなくなった本は、もう自分には必要のなくなった本だと考えていた。


今年は緊急事態宣言など多くの時間を自宅で過ごし、今まであまり読まなかったジャンルの本を読んだり、好きな本を読み返すことが多かった。

読書を始めたのは中学生だから、本が好きになって15年以上の年月が経ち、改めて本の凄さにびっくりさせられる。



すべての本というのには語弊があるかもしれない。けれど、一冊の本を読んだだけで、誰かが時間をかけて得たことを知ることができるのは、ものによっては人生に匹敵するかもしれないと思う。



ネット社会が広がり、書籍もタブレットで読む時代になったが、中身だけは軽くならずにいてほしいものだ。

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