昔から日記をつけています。
はじまりはテディベアの絵が描かれた日記帳。
買ってもらったのをきっかけに小学校6年生から書き始めました。
はじめての日記は、算数がむずかしかった。国語のテストは何点だった。誰だれさんと遊んだ。など、主にその日あった出来事を書いていますが、中学生のどこからか自然とその時に感じた思いも書くようになりました。
それがいつしかほとんど何をしたかは書かなくなり、その日にあふれた感情や気付きを書くようになりました。
気づきは気づいたから書くというケースもあれば、書いていたら気づいたなんてことも。
今はもう一日一ページしか書いていませんが、昔はいわゆる日記帳に長々と書いていたのでそれは相当な量だったと思います。
先日読んだ門倉多仁亜さんの『365日気づきノート』は、そんな日記で構成されている本。
この本はもう何年も大好きでもっていたのですが、いつしか手放してしまい、先日図書館で偶然に見つけたときは思わず飛びつきました。
日々の生活の中で感じたことが書かれていますが、
日記ほど自然に、人間の真理を書かれた本はないなあと改めて思わされました。
昔からエッセイが好きで何度も読み返してしまうのも
きっと啓発されるでも鼓舞されるでもなく
自然に気づかせてくれるからだと思いました。
この本は一度手放しましたが、この本のように日々を大切にする暮らしを実践したいと思えている自分がうれしかったです。
何度も読みかえしたくなる本。
久々に私のもとにやってきてくれてありがとう。
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