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執筆者の写真Ayako

アロマをブレンドするときのコツ

アロマをブレンドするにあたって、書籍を読んだり、講座を受けたり、いろいろとしてきましたが、今までいい表現が見つかりませんでした。



そんな中、先日ふっと湧いてきたのが四季。

香りはトップ、ミドル、ベースノート、この三つに大きく分かれます。もしくはこれにトップミドル、ミドルベースが加わって5段階になります。



香りがうまくできたときって香りを嗅いだ時に四季のような自然なうつろいを感じるな~と思ったんです。




例えば、香りを5種類ブレンドしたとします。

仮にスイートオレンジ、ペパーミント、ゼラニウム、ローズ、ベンゾインをブレンドしたとしましょう。

これをブレンドしたとき、ノート的に言えばオレンジが最初に香り、その後ペパーミントの香りがして、そして最後にはベンゾインが香ってくる…となります。



でも実際はこれらはすべて混ざっているので、ふわっと一番先に香ってきた香りがあると思うと、自然にミドルノートあたりの香りになり、少しの間香りを放置していると、いつのまにかベースノートの香りに…と。。。いつの間にか香りは変化しています。



先ほどまで柑橘やペパーミントのようなすっきりさを感じていたのに、いつのまにか軽さのある甘めの香りに移っていき、いつの間にか湿り気のあるウッディな甘い香りになったりする。



四季の感じ方は人それぞれとはいえ、

軽さのある明るい春から常夏になり、少し渋みのある秋が訪れたと思ったら、心の中に深くしみいるような冬にはいっていく。

ブレンドがうまくいったときって、

そんな雰囲気があるなぁと思ったんです。




私もいまだに香り選びに失敗することがありますが、そんな風に考えてみると、不自然な香りって不思議とわかる気がしませんか?そして、そんな風にうつろいを感じてみると、どんな香りも必要で、大切に思えてきませんか?



もしいつも重めの香りばかり選んでしまうとか、

かんきつ系は興味ないので、一度も使ったことがないんです。なんて方がいたら、

どんな香りもそんな自然な香りの一部なんだよ、と受け取ってもらえたらうれしいなあと感じました。




香りのつくり方はいろんな方法があり、香水を作る場合だと重ためがいい場合があったり、万人が嗅ぐ場所だったら、癖がないほうがよかったりといろいろな考えがありますが、

四季のうつろいのような自然さがあるか?と考えてみると、ブレンドも自然なものを作れるのでは??と感じました。



さて、そんな私は引っ越しをしてから一度もブレンドをしていません。

四季のような自然な香りを作れたらいいなあと感じながら…

今日は久々に香りを作ろうと思います^^



みなさんの一日が晴れやかでありますように。




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