この春、私にとっていろんな変化がありました。
嬉しい再会、引っ越しに伴うしばしのお別れなど、人の変化が目まぐるしく、こうやって何も変わっていないような日常で、変わっていくものがあるのだと感じました。
3月の末、20年前の自分が書いた『20年後の自分へ』という手紙を読みました。
中学校を卒業する前に埋めた、大切な手紙です。
ドキドキしながら読み返すと、
『(前略)35歳までの20年間、何事もあきらめない私でいたいです。
どうだったかな?私は今弁論会に向けてがんばっています。英語関係のことは続いていますか?結婚はしているのか?夢は叶っていますか?
今は歌をやっているけれど、はっきりとした夢は決まっていません。
でも35歳の時にやってきたことが意味なく終わるのは嫌です。
少しでも役立てて叶えていてほしいです。』
なんだか、20年前の自分から激励を受けたような気持になりました。
なぜなら今の自分の軸になっている性格となんら変わりなく、この言葉が今の自分にまっすぐに届いたからでした。
そして、夢のことに触れながらも、35歳までにやってきたことを大切に、今の自分の夢を大切にしてね、というメッセージのように感じたのでした。
今、私はアロマを使ったセラピーを始めようとしています。
それはこの20年の間で悩みに悩んでいろんな方法を試し、いろんな方に話を聞いてもらい、いろんなことが受け入れられるようになったからこそ、今の自分ならそういう話をする時間を共有することができると思ったからでした。
世の中にはいろんな悩みの種類があるけれど、葛藤したり悩む理由は
自分の考えていることが正しいのか、これでいいのかわからなくなるからだと思います。
もしも、自分の考えだけで生きていけるのであれば、おそらく人は悩まないでしょう。
いろんな方法はあれど、自分の本来の気持ちさえ大切にできれば、そこの葛藤はなくなります。
けれど、私はこう思っているんだけど…でも。
と、人と意見を比べたり、世間の意見をいれてしまう。
自分の意見を客観的に見ることができて、私はこんな風に思っているんだな。
と、自分の意見と他人の意見の区別が整理できていれば、人と意見が違っても気にならないものです。
そして、不思議に思うかもしれませんが、そういう風に自分の気持ちを素直に受け入れられると、人の意見も尊重でき、自分の意見がベスト、という考えから、今ここにあるすべての中で最善と思うことはなんだろうと、ゴールを見た先にある一番いいことに目を向けることができます。
改めて冒頭の話に戻しますと、20年前の自分からの手紙を受け取ったとき、この20年で積み重ねてきたものはその瞬間感じたものだったんだなあとふと感じたんです。
今の気持ちを積み重ねた先にあるのが自分の未来…
過去を考えようが未来に思い悩もうが、今の考えを積み重ねていくしかない。
なぜなら世間がどういっても自分の心の中は自分でしか見ることができないんだから、だから本当はそこで思い悩む必要はなく、自分の中で大切に大切に、していけばいいと思うんです。
なかなか自分一人で本音を見ていくことは難しいものですが、
そういった話をたくさんして、今の自分にあう香りとともに、自分で自分の気持ちに寄り添う。ここではそんな時間を共有していこうと思っています。
そして、今一番感じている本音を一緒に見ていきましょう^^
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