自分と向き合うってなんだろう…?
長年色んなセッションを受けながら、どうすれば難しくない方法で向き合うことができるだろうと考えていました。
例えば何かに悩んでいるとします。
恋愛や仕事、人間関係などさまざまな悩みがあると思います。
ですが、世の中似ている悩みはたくさんあれど、それに対する思いは人によって違います。
そう考えると、どうして同じ事柄が起こっても悩む人と悩まない人がいるのだろうと不思議になりませんか?
よくメンタルが強い、タフだ、なんて表現をされますが、実際はその人がそういった事象に対して〇か☓をつけているだけなので、いくらでも見方を変えることができます。
悩んだ時、自分に問いかけます。
『どうしてそう思ったの?』
例えば、恋愛で振られたAさんとBさんがいたとします。
Aさんは約二年ほど片思いし告白して振られたことをとてもショックに思いました。二年間、ずっと大好きで彼のことしか見ていなかったので、期待はしていなかったものの、実際に振られてみるとそれはショックで寝込むほどでした。
そして恋をするといつか振られてしまうのでは…と考えてしまい、次の恋になかなか目を向けられなくなりました。
Bさんも約二年ほど片思いした人に告白し、振られました。
Bさんも彼のことがとても好きだったので、振られたことはショックだったものの、彼には彼に合う人がいるのだろう。大好きな人だから幸せになってほしいなあ。そう考えました。
そして、私には私に合う人がいるのだろうと、少し時間はかかったものの気持ちを切り替えました。すぐに新しく好きな人ができたわけではなかったものの、たまたま知り合った職場の人を好きになりました。
少し勇気は必要ですが、彼をデートに誘ってみようかと考えています。
このAさんとBさんの違い、わかりますか?
『約二年ほど片思いだった人に振られた。』
これは同じ事実ですが、二人の受け止め方が全然違います。
Aさんはショックで恋愛がトラウマになってしまい、Bさんは時間はかかったものの前向きにとらえています。
悩みは多種多様ありますが、ほとんどがこのように起こったこと自体に問題があるのではなく人のものの見方、捉え方によって変わってきます。
これはAさんがネガティブだからダメというわけでもなく、Bさんがいいというわけでもありません。
ただし、悩みになってしまうのは、Aさんのような場合で、ご本人も辛くなってしまいますよね。
そんな時、冒頭で書いたように自分に問いかけます。
『どうしてそう思ったの?』
例えばAさんの場合、どうして恋をするのが怖くなったのか考えてみると、『もう振られたくない』という気持ちがあるとします。
どうして振られたことがショックだったかというと、自分が好きになった人に受け入れられなかった=自分を否定されたように感じたのかもしれないですね。
もしくは人の気持ちは三者三葉ということが抜け落ちてしまっている可能性もありますし、色々な原因が考えられます。
でも実際Bさんの例をあげるとわかる通り、人には合う合わないがあります。また人間は感情があるので、単純に好みに合わなかっただけで、Aさん自体を否定したわけではありません。
でも人間って不思議で振られただけでも、その裏の気持ちを考えてしまいがちです。見た目がおかしかったかな?とか私のこういう性格が悪かったかなetc…
今回の彼にあわなかった、今回は受け入れられなかった。
今回がそうだっただけなのに、全否定されたようになり、自分でも自分のことを否定してしまいます。ようするに、これは彼がAさんを否定しているのではなく、自分で自分を否定しているんですね。
相手の気持ちはテレパシーでもできない限りわかりません。
ですので、ここでは単純に振られたという事実だけ受け止めたらいいのですが、それができないとこういったトラウマに繋がると思います。
こういった思いというのは幼少期の両親との間で生まれ、その後の人間関係、社会活動に反映されるようですが、私の場合はほとんどが思春期や多感な時期に起こっていました。
とくに小学校で変出者に会ったのはかなりのトラウマになってしまい。その道が歩けなかったほどです…
ですので、そういったことは本当に誰にもありえますし、それがダメというわけでは決してありません。
どうしてそう思ったのかな?
まずそう問いかけてみると自分の気持ちが見えてくるので、ぜひトライしてみてくださいね。
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