嫌いな香りと好きな香りの違いはなんでしょうか?
好きな香りは本能的に好きと感じているので、理由は挙げにくいかもしれないですが、嫌いな香りはどうでしょうか?色々と出てきませんか?☺︎
苦く感じる。
くさい。
甘すぎてしんどい。
なんだか昔苦手だった場所の香りがする。
香りは記憶と結びついています。
アロマセラピーは日本語にすると芳香療法と呼ばれますが、
香ることで脳に電気信号がいき、それが心身に良い作用をもたらすとされています。
では嫌いな香りを嗅ぐとどうでしょうか?
ストレスがかかるかもしれない、と想像できますね。
その逆に、大好きなおばあちゃんの家の香りがするアロマを見つけたら、
アロマの名前はわからなくても無条件に好きになり心地よくなる可能性もあります。
こういった嗅いだときに感じた感覚は大切にしたいものです。
みなさんは嫌いな食べ物が好きになった経験はありませんか?
たとえば、トマトが嫌いだったけど旅先ですごく新鮮なトマトを食べたらそれから好きになった、とか。
大好きな人がおいしそうに食べているサラダを見て、試しに食べてみたら好きになったとか。
好きになる瞬間って意外と単純ですよね。
香りも同じで、嫌いなものが好きになることもあります。
それはたまたま受け入れられる時もありますし、
何かきっかけで好きになることもあります。
ストレスにさらされたとき、
今まで甘い香りなんて重たくて嗅ぎたくないと思っていたのに、嗅いでみたらとても心地よかった、とか。
木の香りは苦手だったのに、自然を感じたくて試しに嗅いだら心地よく感じた、とか。
心や体というのは相互に働いているので、
自分では気づかぬうちに好きになったりしているものです。
ですので、嫌いだから一生嗅がないのではなく、そういった記憶は一旦おいておいて、昔苦手だった香りも気が向いたら嗅いでみるのもいいかもしれません。
心が変化したとき、苦手な香りが好きになる。
好きな香りが増えたとき、心は変化しているかもしれない。
そうやって両側面からとらえるのも、香りの面白さのひとつです。
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