私がカメラで一番よく使う機能は、ダントツで連写機能です。意外と使っている人が少ないと感じたので今回はそんな連写機能で撮った写真のことを書こうと思います。
①マルタで撮った写真
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これはマルタ島の首都バレッタで撮った写真。バレッタは同じ色で統一された建物がとてもかわいく、また路地もマルタらしさ満載なのですが、たまたまロングスカートのワンピースを着ていたので、ひらひらさせながら走ったらかわいいだろうなあ♡とひらめきました。
母との旅だったのですが、母は写真を撮るのが苦手。なので、自分で連写に設定し、母にこの場所でひたすらボタンを押し続けて!とお願いし、撮ってもらったのがこの写真です。インスタにはこの上の写真など二枚しか載せていませんが、実際は連写で撮ったので何枚も撮っています。けれどたくさん撮っていますが、かかっている時間は5分程度。何度か走って、撮るを繰り返し、その中から一番気に入った写真をインスタやブログに載せました。これは母がいたからまさに撮れた写真だと思います。ちなみに連写で撮ると他にはこんな写真もありました。どこを切り取るかで全然雰囲気が変わってきます。
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②二つ目はジャンプしている写真
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この写真はカタールの砂漠で撮ったもの。わたしのジャンプの下手さ加減はさておき、これは単発でも撮れますが、ジャンプしたタイミングを合わせるのは結構難しいです。撮るほうも撮られるほうも何度もすると疲れてきますし、ますますタイミングが合わない!なんてことも。
写真を撮る人と撮られる人の息が合わないとうまく撮れないのがジャンプの写真ですが、連写の場合はタイミングをそれほど気にしなくて良いので、撮れる確率がぐんと上がります。
また、失敗するパターンで一番多いのはジャンプしている瞬間を撮れずに着地した瞬間ばかりが撮れているもの。連写機能を使えばその瞬間を捉える確率も上がりますし、後々見返したときの選択肢も増えるのでお勧めです。
③空を飛んでいる鳥
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今までで一番よく質問を受けたのが、意外かもしれませんが鳥の写真です。鳥が好きで見つけるとつい撮ってしまいますが、鳥も連写だととても撮りやすいです。ただ、鳥の場合、見つけた瞬間、瞬時にピントを合わせないといけないので、少し難しいかもしれません。人間を撮る時は“せーの!”で撮れますが、鳥は待ってはくれません。連写で何枚も撮れたと思ったら、実際はピンとが合わず一枚も撮れていなかった…なんてことも過去にありました。鳥を撮るときは焦らずにまずピントを合わせる、これが一番大切かもしれないです。
上の写真も連写で撮ると前後はこんな感じでした。
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その他はこんな感じ。
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このオオワシの写真は北海道の知床で撮ったもの。流氷から流氷へ乗り移ったときの迫力がすごかったです。この時はオオワシを撮るために連写し、その他にもたくさん撮りましたが、後で見返すとちょうど朝日が昇っていく時間だったので空の色の移り変わりも見ることができました。
動物を見つけた瞬間そこから連写に設定して…なんてしていると、その間に動物がいなくなっている可能性もあるので、自然の中で撮る場合はあらかじめ設定していると試しやすいと思います。ちなみに連写する分充電と容量はなくなりやすいので予備のバッテリーと予備のSDカードはあるほうが安心できると思います◎
④風が吹いているとき
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これはこの春に桜を撮った時の写真。枝垂れ桜だったのですが、植物は写真を撮っている際、風が吹くと構図がガラリと変わってしまいます。これはしだれていますが、ひまわりなど背の高いお花を撮る時、もしくは花びらが揺れている時、植物以外でも旗を撮りたいけれど風でなびいて広がった状態でなかなか撮れない時などもとっても役に立ちます。
この時は桜が咲いている木と桜がまだ咲いていない木の影を一緒に撮りたいと思ったのですが、風が吹き出したためちょうどよいタイミングで撮れませんでした。連写機能にしたところちょうど好みの構図で撮れていたのでラッキーでした。
ちなみに上の写真に続く写真はこちらの二枚ですが、並べただけでは変化がわかりにくいかもしれません。(後ろにいる人物を見たほうが動いているのがわかるかもしれないですね。)
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連写は動いているものを撮るときにとても便利◎ですが、意図しない写真が撮れる時もあり、これはこれで面白いです。好きな構図で撮れたら嬉しいですが、予想外のものが撮れる可能性があるのも連写の魅力かもしれません。特に③で書いた鳥や植物などはそういったことがよく起こります。
今回は私が一番よく使う連写機能のことを書いてみました。少しでも何か伝わっていたら嬉しいです。思いついたらまた写真のことも書いていこうと思います♡