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執筆者の写真Ayako

一人旅の時の自分の写真って - 後編


今回は②適当な場所に置くと③の誰かに撮ってもらうについて書こうと思う。

②適当な場所に置く

例えばこの写真。


年末年始に訪れたカタール。カタールは治安がいいと聞いていたので三脚を持ち歩きたかったけれど、この日は終日歩く予定だったので持たないことにした。正直言って、長く歩く日は三脚がかなり重く感じる。 基本的に旅行中は一眼レフ、ミラーレスカメラ、望遠レンズを持ち歩いているので、それ以外に三脚を持つとなるとかなり身体に負担がかかるからだ。

この時はイスラム芸術博物館の入り口にある道がとても魅力的だったので、階段の横にある適当な場所に置いてタイマーで撮った。この時もリモコンを使ってみたけれど角度が悪く不便だったが、Wi-Fiがついているカメラではケータイで操作できるものも多いのでその機能を使えばとても簡単に撮れると思う。 ひとりで撮っていると、わたしの場合はとても恥ずかしいので笑、ポーズなんて出来ないけれど、棒立ちで立つだけでは記念写真になるので歩いて何度か撮ると意外と自然に撮れているように思う。

これも同じようにして撮った写真。


左にあるヤシの木と右側にある海。それに加え遠くにビルが見える景色を入れて写真を撮りたくなったが、道路のところどころある台に置いたところ、自分の希望している感じとは違う感じになってしまった。理由は道路にある台では高さが少し足りなかったからだ。こういうとき、前回書いたように三脚があればと思うけれど、その瞬間できることを最大限するしかないのが、適当な場所に置く時だと思う。

ちなみに失敗作も載せたほうがわかりやすいと思うので載せることにする。


これはセドナへ行ったとき、向こうに見える山々と空が美しくてセドナの壮大さを映したかったけれど、岩ばかりの自然の中では置ける場所が限られてしまい、何度撮ってもこんな風に地面ばかりが映ってしまった。とはいえ自分にとってはこれはこれで思い出の写真なので気にしないで記念に置いている。写真はそのときどんな気持ちだったか、どんな状況で撮ったか、そんなことも思い出させてくれるから不思議だなと思う。セドナは特に赤い土が印象的だったので、今この写真をあらためて見返すと、これだけの赤土が映っている写真もあまりなかったのでやっぱりいい記念写真になったなと思う。

最後は③の誰かに撮ってもらう方法。 これはわたしの場合はあまりしない方法だ。というのも、海外ではどうしてもひったくりのことを考えてしまうからだ。カメラ自体はもちろんだけれど、それまで撮ったデータがなくなると悲しくなるので、できるだけ人には預けないようにしている。けれど誰かが親切に撮ろうかと声をかけてくれたり、撮ってほしいとお願いされた時は、わたしも撮ってほしいとここぞとばかりにお願いする。 わたしは自然が大好きで、現地の短いツアーに参加することが多く、そういう場合はツアー参加者もしくはガイドの方に撮ってもらう。

先日訪れたカタールではデザートサファリに参加したのでガイドさんがたくさん撮ってくれた。




イースター島では、アフトンガリキへツアーで行ったので、これもツアー参加者に撮ってもらった。


この時はジャンプして撮りたかったので、あらかじめ連写に設定し、できるだけ長押しして撮ってもらうことにした。余談になるが連写機能は本当に使える機能なのでしょっちゅう使っている。それはまた別の機会に書けたらと思う。

最後のこちらはウルグアイで撮ってもらった写真。


この時はメキシコ出身の女性と仲良くなり、たくさん写真を撮ってもらった。その上ランチも一緒に食べたので、とても思い出深い写真だ。撮ってもらったときのことを思い出すと今でも嬉しい気持ちになる。

一人で写真を撮ってもらう時、わたしはポーズを取ったりアングル指定をしないが、同じように一人だからか、歩いているとよく写真を頼まれる。そんなとき、やはりわたしのような一人旅の方が多いのだが、多くの方がポーズを決めて何枚が撮ってほしいと言われる。わたしはつい遠慮してしまうが、そんな風に言われても何も悪い気はしないので、誰かにお願いするときは思いきっり自由に撮ったほうがおもしろいかもしれない。(とは言えわたしはする自信が未だにないけれど…)

カメラを人に預けることは少ないけれど、これがきっかけで話がはずんだり、仲良くなれたりするのもカメラの魅力のひとつだと思う。実際、南米では自分が映っている写真を思い出すと意外と人に撮ってもらった写真が多くびっくりした。町中では警戒していたことが多く、安易にどこかに置くのが怖かったからだが、よく考えると写真を撮ってもらった方とはその後しばらく話したり、ごはんを食べたりしたのでカメラがきっかけで仲良くなれたことはとても嬉しく感じる。

二回に分けて書いたけれど、いまいち伝えたかったことが伝わった気がしないので、もしかしたらもう一度書くかもしれない。笑 普段自分がしていることを伝えることが難しいと感じたのでこれを機にもっと伝えられるように文章の勉強をがんばろう。


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