My first destination in South America was Peru.
I was very excited to arrive there. The atmosphere and the smell told me that I got there. I like that moment every time. There ware a lot of people in the airport in spite of the midnight.
旅のはじまりはペルー。
空港に着くだけで、こんなに興奮する国はこれから出てくるだろうか?
入国し、その国の匂いや空気を感じる瞬間がわたしは好きだ。
ペルーに着いたのは真夜中だったのに、たくさんの人で溢れていた空港が印象に残った。
I met a French man who lived in Peru after I went to Machu Picchu. He was really a nice man, but I was a little bit nervous. I'm always on guard against bag-snatchers when I travel by myself. I knew that Machu Picchu was safe, but all I do was a worry.
ペルーを旅して三日目、ちょうどマチュピチュ観光を終えたとき、フランス人と知り合った。
彼とはすぐに仲良くなったけれど、どこかで疑っていた。
とても失礼な話だけど、南米を旅してまだ少ししか経っていなくて、
とっても警戒していたから、彼の親切心を疑ってしまった。
マチュピチュはペルーの中でもとても有名な観光地で、治安も良いと聞いてはいたけれど、
それでも不安だった。
We talked a lot and we got along well though I was not good at English. I didn't know why we understood what we said each other, probably we ware not native English speakers.
けれど、不思議なことに彼とはすぐに仲良くなった。
わたしは英語は好きだけど、決して得意ではない。
身振り手振り必死で喋らないと伝わらないし、
理解されなくて嫌な顔をされたこともある。
だけど彼の英語はストンと自分に落ちてきた。
お互いに母国語ではない言葉だったからもしれないし、彼が観光客の英語に慣れていたからかもしれない。
It was an interesting coincidence that two people got to know each other while on a journey.
I always wonder that I get along well with someone regardless of age, nationality,gender, and languages.
けれど、いつも思うのは、ただ言葉が通じるというだけで
人と人との仲良さは決まらないということ。
本当に伝えたいことは言葉を通さないと伝わらないかもしれないけれど
その瞬間に居合わせた人同士が仲良くなるって、とても興味深いことだ。
これはこの南米の旅の途中何度も思い知ることになる。
縁ってとても不思議だと思う。
お互いがそれぞれ思っていることを理解する。
全然違う人生を歩んできた二人が、話すだけで理解できるなんて。
本当は理解できないほうが普通なのかもしれないね。
At that time, he talked to me seriously.
そんなだんだん仲良くなった彼と話しているとき、突然言われた言葉。
"Why are you always looking for the meaning? Something has no reason."
”どうしてAyakoは理由ばかり聞くの?
理由がないことってあるでしょう?”
I could not answer that question because that was true.
何にも答えられなかった。
その通りだと思ったから。
"Why are you so kind to me? You have just met me." I asked him above questions again and again. This questions sound weird for him.
”どうして知り合ったばかりのわたしに、こんなに親切にしてくれるの?”
仲良くなったとは言え、不安を抱えていたわたしは思わず口にしてしまった。
彼は、何に対しても“どうして?”と理由ばかり聞くわたしをおかしく思ったようだった。
I always looked for the reasons that will give meaning to everything.
ここで知り合った理由も
親切にする理由も
何もかも意味をつけないといけない気がして。
He also said that " Why do you not believe me? Not I but you don't believe in yourself. Why are you so shy? You are who you are. Trust yourself."
彼はその後こうも言った。
”僕を信じていないんじゃなくて、自分を信じていないんでしょう?”
It was better to be deceived if I believed me. I was not sure about that, but I didn't worry whether or not he is a nice man if I was responsible for my actions.
もしわたしが自分のすることに責任を持っていたら、
彼がもし実際は悪い人だったとしても
もし嫌な思いをさせられたとしても、
”自分が決めたのだから”と気にしなかったのかもしれない。
きっとどこかで、
”自分以外の誰か”に責任を持ってもらいたかったのかもしれないね。
Solo travel is a series of decisions. I need to choose next destinations, relationships and what to believe while on a journey.
一人旅って決断の連続だ。
自分で決めないと誰もそこには連れて行ってはくれない。
行く方向も、誰とつきあうかも。
誰を信じるのかも自分で決めないといけない。
日常だったらそれが少し時間をおけることだったとしても
旅の途中起こる出来事はその瞬間に決めなといけなかったりする。
Nevertheless, that situation was unique to the travel. That was the magical moment to get to know each other in Peru. I was facing to these words on the road. These words became the theme as my South America traveling.
とは言え、異国で出会ったばかりで意気投合したのは旅のマジックかもしれないね。
わたしは南米の旅を通してずっとこの言葉と向きあっていくことになる。
そして、彼が問いかけてくれたこの言葉は、この旅のテーマになったのだから。